窓枠の木のカビ掃除ってどうやるの？そう思う方もいるのではないでしょうか。
ここでは窓枠の木のカビ掃除の方法や費用について詳しくご紹介します。
ねこ学生博士、窓枠の木にカビが生えちゃいました
ねこ博士ふむ、それでは今日は窓枠の木のカビ掃除などについて話をしようか
窓枠がカビだらけになる原因
窓枠がカビだらけになる原因は主に「結露」です。結露は温度差で生じる水蒸気で、窓枠に湿気が溜まるとカビの発生条件である「温度」「湿度」「栄養」が揃ってしまいます。
特に木製のサッシの場合、カビが原因で腐食し、サッシの機能を失うことがあります。
窓の木枠が黒ずみになる原因は？
窓の木枠が黒ずみになる原因は主に以下の要素が挙げられます。
- 結露:
窓枠の黒カビは、ほとんどの場合結露が原因でできます。梅雨や冬の時期に温度と湿度のバランスが崩れて水滴が発生し、その水分とホコリなどの汚れを媒介にカビが生えてきます。 - 湿気:
カビは湿度70〜80％以上のジメッとしている場所で繁殖します。窓周りは結露などの影響が強く、浴室に次いでカビが大量発生しやすい場所でもあります。 - 木材の特性:
ガラスやアルミ枠は掃除がしやすいので、カビが発生しても綺麗に元に戻りますが、木枠はカビを放置するとシミになることがあります。
窓枠の木の部分がボロボロになるのはなぜ？
窓枠の木の部分がボロボロになる原因は主に以下の通りです。
- 紫外線や雨水:
紫外線や雨水が木製の窓枠に影響を与え、劣化させることがあります。 - 塗料の剥がれ:
木製の窓枠は耐候性を高めるために木製保護塗料が塗られていますが、雨風や紫外線の影響を受けて次第に塗料が剥がれてしまいます。 - 湿気や日焼け:
長年の湿気や日焼けに晒されることで、窓枠がボロボロの状態になります。 - 結露:
窓際の結露が繰り返されることで、木部が腐ってしまうことがあります。
賃貸物件の窓枠の木にカビが発生した場合はどうしたらいい？
賃貸物件の窓枠の木にカビが発生した場合、以下の方法で対処しましょう。
- 中性洗剤を使う:
まず、住宅用中性洗剤（台所・食器用洗剤を薄めた液でもOK）をカビに吹き付けます。濡れ雑巾でよく拭き取ります。ゴムパッキンの軽度のカビ汚れやアルミサッシ部分の汚れであれば、この作業だけでも十分汚れが落ちるでしょう。 - 漂白剤を塗り、やすりで軽くこする:
ただし、木枠を痛めたり、変色したりする可能性があるので、特に賃貸物件でこの方法を試す場合は慎重に。 - 細かい隙間には綿棒を使う:
カビが生えている細かい隙間には綿棒を使って掃除しましょう。 - カビ除去の専門業者に依頼する:
カビ除去の専門業者もあり、場所によって単価は異なりますが1平方メートルあたりの費用がかかります。
カビ掃除の方法と使用する製品
カビ掃除って大変そう…そう思う方もいるのではないでしょうか。
ここでは、カビ掃除の方法と使用する製品について詳しく説明します。
キッチンハイターで木のカビを掃除する方法
キッチンハイターを使って木のカビを掃除する方法は以下の通りです。
- キッチンハイターを水かお湯で薄める。
- 薄めたキッチンハイターをカビが生えている木の部分に塗布する。
- カビが浮いてきたら、柔らかい布やスポンジで優しくこすり、カビを取り除く。
- カビが取れたら、清潔な布で拭き取り、乾かす。
キッチンハイターは木材に使用する際は注意が必要です。塩素系漂白剤は木材を傷める可能性があるため、適切な濃度で使用し、カビが取れた後はしっかりと拭き取り、乾燥させることが重要です。
アルコールを使って窓枠のカビを掃除する方法
アルコールを使って窓枠のカビを掃除する方法は以下の通りです。
- 消毒用エタノールを用意します。カビに効果的な濃度は70％です。
- エタノールをカビが生えている窓枠に吹き付けます。
- エタノールが乾いたら、キレイなぞうきんやクリーニングクロスで拭き取ります。
ヤスリを使って窓の木枠のカビを掃除する方法
窓の木枠のカビを掃除する方法は以下の通りです。
- カビの表面を240・250番程度のサンドペーパー（紙ヤスリ）で軽くこすります。これにより、カビの表面が削られ、掃除がしやすくなります。
- カビの落としにくい部分は、乾いた雑巾にアルコール除菌スプレー（消毒用エタノール）を吹き付けて、カビを拭き取ります。
- カビが完全に取れたら、刷毛や目地用の刷毛を使って自然木部オイル（クノス、ウッドエイドライトなど）を染み込ませてください。これにより、木材を保護し、再びカビが生えにくくなります。
カインズの壁紙用カビ取り剤の使用方法と効果
カインズの壁紙用カビ取り剤の使用方法と効果については、以下の手順とポイントを参考にしてください。
- 乾燥した状態で使用する:
カビ取り剤を使用する前に、対象となる場所を乾燥させておくことが重要です。濡れた場所にカビ取り剤を使用すると、成分が水で薄まり効果が弱まってしまいます。 - スプレーの先端をONにする:
カビ取り剤のスプレーの先端をひねってONにし、カビになるべく近づけてスプレーします。 - 数分間放置:
カビ取り剤をスプレーした後、汚れの状態を確認しながら数分間放置します。 - 水で十分洗い流す:
数分後、水で十分に洗い流します。 - 使用後はOFFに切り替えて保管:
使用後は、スプレーの先端をOFFに切り替えて立てて保管してください。
カインズのカビ取り剤は、壁紙や木材などにも使用でき、防カビ消臭効果も期待できます。
適切な使用方法と定期的なお手入れを行うことで、カビの発生を抑えることができます。
窓枠のカビを100均商品で対策する方法
窓枠のカビを100均商品で対策する方法は以下の通りです。
- カビ取り剤を使う:
100均で購入できるカビ取り剤を使って、窓枠のカビを除去します。カビ取り剤をスプレーしてから、ブラシや歯ブラシでこすり落としましょう。 - 結露対策:
結露がカビの原因となるため、100均で購入できる結露対策グッズを使いましょう。例えば、サッシに直接断熱材を貼ることで結露を防ぐことができます。 - 定期的な掃除:
窓枠を定期的に掃除することで、カビの発生を抑えることができます。100均で購入できる掃除用具を使って、汚れやカビを落としましょう。
100均商品を上手に活用すれば、手軽にカビを防ぐことができます。
窓枠の木に塗装をするとカビ対策になるのか？
窓枠の木に塗装をすることで、カビ対策になる可能性があります。
防カビ塗料を使用することで、カビの発生を抑制する効果が期待できます。ただし、塗装だけでは完全にカビを防ぐことは難しく、他の対策も併用することが望ましいです。
以下に、窓枠の木に塗装をする際のポイントを挙げます。
- 防カビ塗料の選択:
カビの発生を抑制する効果がある塗料を選びましょう。 - 適切な塗装方法:
塗料の説明書に従って、適切な方法で塗装を行いましょう。
