- 一般的な消火器の引き取りと処分方法
- ナフコで消火器の引き取りをする方法
- 期限切れ消火器の安全な処分方法
- その他のホームセンターの消火器引き取り
消火器は消防法関係法令で設置を義務図けられており、建物などでよく見かけることがあります。持ち家の場合は設置することはほとんどありませんが、集合住宅では設置されているところも多くあります。さて、そんな消火器ですがどのように処分するかご存じでしょうか?
今回は消火器の処分方法の解説と、DCMカーマでは消火器の無料引き取りサービスを行っているのかや消火器のホームセンターでの相場なども併せて解説します。
一般的な消火器の引き取りと処分方法
消火器の処分方法についてですが、パソコンや冷蔵庫などの特定家電と同じくリサイクルを推進するため、処分方法が決まっています(消火器の処分は消防署では受け付けていません)。
処分方法は大きく分けて次の4つの方法があります。
1.特定窓口へ引き取りを依頼する
日本消火器工業会が『防災・防犯事業者』または『販売代理店』に消火器の保管や回収を委託した特定窓口に直接連絡して、引き取りを依頼します。
特定窓口は全国に5,000か所あり、近くの消火器取扱店に処分を依頼すると良いでしょう。この場合、リサイクル料(2010年以前に購入したのものみ)と運搬費用がそれぞれかかります。
2.特定窓口または指定引取場所へ持ち込む
前述の特定窓口または消火器工業会が指定した場所である指定取引場所に直接持ち込んで引き取ってもらいます。消火器メーカーや廃棄物処理業者が指定取引場所となっており、全国に200か所程度あります。事前に連絡をしてから持ち込みます。
3.ゆうパックで回収を依頼する
消火器リサイクル窓口の株式会社初田製作所エコサイクルセンターへゆうパックで発送して引き取ってもらいます。
エコサイクルセンターへ申し込み、届いた伝票と梱包資材を使って発送します。
4.ホームセンターで買い替えの際に引き取ってもらう
消火器を販売しているホームセンターなどで、新しいものを購入する際に引き取ってもらえるサービスを実施しているところがあります。購入時に持ち込む方法や、購入時のレシートを提示して引き取ってもらう方法など、店舗によって対応が異なります。
ケーヨーデイツーで消火器の引き取りをする方法
次に、消火器のホームセンターの引き取りサービスについて紹介します。
依頼方法
ケーヨーデイツーでは不用品の無料引き取りサービスを実施しています。
ケーヨーデイツーで対象商品を購入し、そのレシートと引き取ってほしいものを店舗へ持ち込み、回収してもらいます。詳しくは各店舗までお問い合わせください。
消火器の引き取りは無料?
ケーヨーデイツーでの消火器の引き取りは無料です。ただし、消火器を店舗にて購入した場合のみとなり、引き取りだけは受け付けていませんのでご注意ください。
消火器の処分には古いものだとリサイクル料が、持ち込みでも保管料などがかかることがあり、安いところでも1,000円程度かかってしまいます。ケーヨーデイツーでは無料で引き取ってくれるということなのでとても助かりますね。
引き取りの際の注意点
ケーヨーデイツーの引き取りサービスでは買った数と同じ本数まで無料で引き取りしてもらえます。購入せずに処分してもらうことはできません。
買い替え消火器の値段
ケーヨーデイツーの消火器の値段を紹介します。
期限切れ消火器の安全な処分方法
期限切れの消火器の処分方法ですが、ここでは消火器の寿命や期限切れの消火器のリスクについて説明します。
消火器の寿命
消火器は業務用と住宅用途で使用期限が異なり、業務用はおよそ10年、住宅用は5年となっています。
消火器放置は危険!破裂事故が発生する可能性
消火器にはいくつかの方式がありますが、いずれもプロパンガスと同等かそれ以上の圧力が容器にかかっています。容器の破損やへこみ、腐食などがあると破裂する恐れがあります。使用期限内であっても早めの交換をおすすめします。
買い替え時の注意点
消火器の買い替えはホームセンターやネット通販などで新しい物を購入できますが、購入する際には処分するときのことも念頭に置きましょう。例えば、この記事で紹介した消火器の処分方法のいずれの場合でも
- 海外製のもの
- エアゾール式(スプレー)
は回収の対象外となります。
消火器の値段の相場
最後に、ネット通販での消火器の価格相場を紹介します。
- Amazon価格:約4,000円
- ASKUL価格:約5,600円
その他のホームセンターの消火器引き取り
その他のホームセンターの工具レンタルについてご紹介します。
ホームセンターまとめ
ホームセンターの消火器引き取りのまとめはこちらを参考にしてください。
コーナン
コーナンの消火器引き取りについてはこちらから。
カインズ
カインズの消火器引き取りについてはこちらから。
コメリ
コメリの消火器引き取りについてはこちらから。
ビバホーム
ビバホームの消火器引き取りについてはこちらから。
ナフコ
ナフコの消火器引き取りについてはこちらから。
ホーマック
ホーマックの消火器引き取りについてはこちらから。
まとめ
消火器の処分は安いところの回収でも多少の支払いが必要になりますが、ケーヨーデイツーでの買い替えの場合は無料で引き取りしてくれます。消火器の買い替えを検討している方は、ケーヨーデイツーも候補に加えてみてはいかがでしょうか?